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TOTAL REPAIR トータルカーサービスの内山です。
本日ご紹介する作業は、ランドクルーザー 特別仕様車 ZX”Bruno Cross”の「スーパークロームメタリック」カラーのホイールリペアです。

特別仕様車のこちらのホイール、カラー名にあるようにかなり金属調の輝きの強い一見メッキのような光沢のあるホイールです。

コインパーキングに停車させる際にフラップ板の横のでっぱりにホイールが当たってしまい傷がついてしまったと。
ランドクルーザー、大きいですものね (;´Д`) うぅっ。。
小さな傷だが、気になるので修理して欲しいとご依頼頂きました。
T様より、待ちで作業をして欲しいと伺いましたが、慌てて作業してもクオリティーが落ちるだけですので、T様にもその旨ご説明させていただき、施工当日は、T様には駅前で時間を潰していただき朝8時にお車をお預かりして、15時にお引渡しさせて頂きました。
当店のブログにて、以前にもホイールリペアの作業手順をご紹介させていただきましたが、久しぶりですのでもう一度順を追ってご説明していきたいと思います。
施工前


まずはホイールに付着している汚れや油分、ブレーキダスト等を綺麗に清掃し、エアーバルブ、ホイールの裏側、タイヤ等マスキング処理します。

今回の損傷箇所の傷はそんなに深くないので、サンディングにて整形しました。
サフェーサーの塗装する範囲を#400にて足付けを行います。
この作業が甘いと下地塗装のぼかし際が段差として残ってしまいます。

下地塗装が完了しました。しっかりと赤外線ヒーターで乾燥させてから研いでいきます。
黒く見えるのはライン凸凹確認剤で、段差のところに入り込むことで下地塗装の凸凹がくっきりと見えるようになります。

こちらのホイールは、ハイパータイプのホイールですのでベースカラーにブラックを塗装します。
このブラック塗装が、しっかりとレベリングして塗れていないとメッキのような輝きを再現できないので、塗料が垂れるギリギリまで塗装していいきます。

次にハイパーカラーを暗めに調色して、オリジナルカラーと色が合うところまで染めていきます。
クローム調の色合いを損なわないように、明るくなりすぎないように慎重に塗装していきます。

最後にクリアー塗装をして、赤外線ヒーターで60分間強制乾燥させて完成です。

ホイールの乾燥中、お車の洗車もさせて頂きます。
折角ホイールを綺麗にリペアするのだから、お引渡しの際にお車が汚れていては台無しだと思うので、当店ではお車お預かりでの施工の場合は洗車をサービスにてやらせていただきます(≧∇≦)/
あくまでもリペアですので、オリジナルカラーと100%一致するものではありませんが、リペアしたことを知らない人には分からないくらいまで綺麗になります。
施工後


Tさま、この度はご依頼ありがとうございました。
ホイールリペア施工時の作業方法やお車のお預かり方法もご相談させていただきます。
土曜、日曜日も営業しております。
ご気軽に、ご相談下さい。