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TOTAL REPAIR トータルカーサービスの内山です。
本日ご紹介する作業は、フォルクスワーゲン Polo GTI ADVAN Racing RZⅡ インディゴブルーカラーのホイールリペア&カラーチェンジをご紹介致します。
K様より、ホイール全体の色ムラとザラツキを直してほしいとお問い合わせいただきました。
詳しく伺ってみると、なんでもホイールの真ん中のセンターオーナメントを取り外す際、タイヤ屋さんがホイールを裏返して地面につけて作業した為、ホイールのスポーク部分に傷が付いてしまったそうです。
そこで、タイヤ屋さんの方で弁償するということでリペアしてもらったがあまり仕上がりが良くなかったとのことで当店にお問い合わせしていただきました。
実際にホイールを確認してみると、傷の部分だけをボカシ塗装したようで、明るいところで見ると色のムラがくっきりと出てしまっており、ホイール表面もクリアー塗装がレベリングされておらずゆず肌になってしまっておりました。(´・ω・`)
K様と相談させていただいて、色ムラを無くすためにもホイール4本、全体を同じ色で塗りなおすことなりました。
また、少しイメージチェンジしたいとのことで今までの「インディゴ・ブルーカラー」よりほんの少し明るめの色合いにカラーチェンジすることになりました。
まずは前に塗装された塗料を全て綺麗に剥離していきます。
次にホイール全体を足付け作業していきます。
これは、ツルツルした表面に塗装すると塗料の密着が悪く、塗装が剥がれてしまうこともあります。
そこでわざと塗装面に傷を付けることで、表面積を増やして塗料がしっかりと乗るようにする大切な作業です。
K様と色見本のサンプルにてご相談させていただき、今までより少し明るめのブルーカラーにて全面を塗装しました。
このホイールは、リムフランジ部分がダイヤモンド切削加工されていますのでその部分はマスキングテープで養生して塗装されないようにします。
最後にクリアー塗装をできるかぎりレベリングさせて水でぬれたようなしっとりとした塗装面にしていきます。
塗装は塗らなすぎると艶が出ませんし、塗りすぎてしまうと垂れてしまいます。
垂れる直前の状態が一番綺麗な塗装面ですので、ギリギリまで攻めていきます!
実は一度作業完了してお車をお引渡ししたのですが、後日K様が明るいところで確認したところスポークのサイド部分が色が塗装されていない部分があるとご指摘を伺いました。
確かに確認したところ、スポーク奥のエッジ部分が色が染まり切っていないところが数か所ありました。
おそらく、足付け作業をした際に、角張っている部分にペーパーが強く当たってしまい塗装を剥いてしまったようです。(>_<)
K様には大変ご迷惑をかけしてしまいましたが、もう一度お車をお預かりして再修理作業させて頂きました。
仕上がり確認していただき、ご満足していただきました。
K様、この度は本当にご迷惑をおかけしました。
★当店のホイールリペア作業の保証内容★
●納品引き渡し後に塗装の剥がれや変色が生じ、明らかに当店の施工が原因であると判断した場合には、納品引き渡し後1か月以内かつ走行1000km以内であれば無償にて再施工致します。
●また、万が一仕上がりにご満足頂けない場合には、ご依頼いただいた作業代金の半額を返金致します。
松岡修造語録ではないですが、「失敗したらガッツポーズ」( `ー´)ノ
今回の失敗でまた一つレベルアップできました。